この9月、Honmono協会はco-ba ebisuのグローサー企画として、
&Artの体験ワークショップを開きました。
co-ba ebisuの会員である方を招いて、これまで準備してきたプログラムを体験していただく。
言ってしまえばそれだけのことですが、なんだか妙に感慨深い時間になってくれました。
2021年9月29日
&Art、一歩踏み出す
今年の冬、ひょんなことから始まったHonmono協会の&Artというプログラム。
ローンチに向けて、春から夏、そしてこの秋にかけて、少しずつ準備を進めてきました。
簡単に言ってしまえば、&Artは企業やグループに向けたチームビルディング、または個人が目の前の仕事や生活に追われることで忘れかけていた自分の軸の再発見するプログラム、です。
Honmonoが誇る“アート力”を活かしたワークショップで五感を刺激することで、チーム力を高め、本来の自分を見つめ直すプログラムです。
ただ、僕たちはこの&Artプログラム自体は、まだ世の中にないものだと思っています。
まったくのブランニューコンセプトをつくり上げていると思っています。
だから、準備の段階ではいろいろな壁がありました。いや、今でもあります。
そんな1つ1つを、丁寧に乗り越えてきた8か月間でした。
そんな感じなので、正直「ほんとに出来るんかいな」と思ったこともあります。
実際、けっこう難しいんですよ。お客さんを呼んでやろうと思うと。
しかも、このコロナ禍で…。
ワークショップの夕べに、思わず遠い目
しかし!
そんな&Artもこの9月、ついに1つの到達点に達しました!!
Honmono協会が拠点にしているco-ba ebisuで、9月17日の夕方、外部向けに&Artのワークショップを行うことができました!!!
いやあ、ついに来ましたね。
&Art、ここまで育ってくれてありがとう。
そんな感慨があったし、少しだけ遠い目になりました。
Honmono協会はこの4月から、co-ba ebisuのグローサーパートナーとして役割を担ってきました。
co-ba ebisuの会員の1団体として、co-baと会員さんの間に立ち、お互いの価値を高めていく手伝いをする。
それがグローサーの役割です。
我らが&Artのワークショップは、グローサー企画として実施することが出来ました。
そもそも&Artはチームビルディング、個人間のコミュニケーションを加速させるプログラムです。
co-baの会員さんたちにとってもメリットはある(はずだ)し、そこで会員さんたちがメリットを実感してもらえばco-baとしても価値あるトライアルになるはずです。
あわよくば、Honmonoとして定期的に&Artのワークショップを開ければ、co-ba ebisuとしてもウリとなるコンテンツの1つになるかもしれません。
もちろん、Honmonoとしても&Artをまったく知らない外部の方に初めて参加してもらうことで、ワークショップを開催中に起きる、いわゆる進行や流れといったうえでの問題点や、参加者にもうちょっと丁寧に説明したほうがいい点、逆に講師の立場から話しすぎないほうがいい点、そんな諸々が見えてくるはずです。
動くから見えること
そして、やってみて、あらためて思いましたね。
実践してみることほど、貴重なテストはないわ。
もちろん、至らない点も多々ありました。
参加者からしたら、僕ら運営側に不手際を感じたこともあったと思います。
でも、結果的に終わってみて、参加していただいたみなさんに楽しんでもらえたと思っています。
真剣に説明を聞き、まっすぐに自分の手を動かして作品をつくり、その作品を他の参加者に自分の言葉で伝える。
&Artな時間を通して、いい笑顔してました。みなさん。
そういう瞬間にいられるのって、ちょっと嬉しいもんです。
かわいい&Artが生んだ笑顔だと思うと、なおさらですね。
Honmonoのメンバーも、自分含めて、あらためてどう動いたほうがいいかを考える機会になりました。
ここでの発見は、絶対に次につながるはずです。
幸せな時間でした
このワークショップは、いろんな意味でHonmonoらしいなと、ふと思いました。
今回は数ある&Artプログラムの中から「花」「宝の箱」というワークショップをやりましたが、それはHonmonoメンバーにアーティストが参加しているから出来ることです。
加えて、準備を含めてそれをオーガナイズするHonmonoメンバーがいたから、開催に漕ぎつけられました。
もちろん、準備、参加者へのフォロー、撤収と、当日の一連をサポートしてくれたHonmonoメンバーがいなければ、スムーズな開催なんてできません。
そしてなにより、co-ba ebisuというパートナーがいなければ今回の体験ワークショップという企画さえ生まれなかった、とは言い過ぎかもしれませんが、実施に向けてさらにかなり苦戦したでしょう。
ということを1つ1つ考えると、これってまさに共創、ですよね。
思えば2020年の春から始まったコロナ騒動で、こういう実体験する場を、僕自身が失っていたのかもな。
むしろ、そんな気持ちにさせてくれました。
&Artは、ついに外の世界に向けて一歩を踏み出しました。
でも、まだオギャーの段階、赤ちゃんの段階です。
ただ、動き始めることができた。
なんかそんな幸せを、ちょっと久しぶりに感じることができたのが、個人的にはなによりも幸せな時間だったかもしれません。
これからも &Art は進みます。
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